木曜日と金曜日は、家の中を掃除しました。実家にいた頃も、年末は大掃除。
実家は昭和の家なので、昔は畳の掃除やガラス戸を拭いたりしたことも。今年は2回実家に帰ったけど、家が古くなったなぁと実感しました。
いつか家の建て替えも考えていますが、まだ具体的に決めていません。父のことがあるので、長女が高校生になるまでは、一旦保留に。
掃除の後は、少し読書タイム。
実家から徒歩5分もかからないところに、「三洋堂書店」があります。でも、滞在中は時間がなくて、ゆっくりできず…
何か読みたいなって思って、実家にあった本を持ってきました。ちょっと気になったけど、この本は誰が買ったんだろう?
実家で全部読めなかったので、昨日と今日で読み終えました。読んだ本は、2001年出版の「かしこい長男 愚かな長男」。

著者自身が「長男」で、実体験や日本社会について書かれています。私は1人っ子で、「長女」。男と女では違うけど、読んでて共通する部分が多かった…
例えば、p58の「いい子と不良の二つの顏」とか。まさに、私がそう。親や先生の前では「いい子」を演じて、家や学校を離れると、「不良」を演じる。でも、長い間そうしていると、自分自身のことが段々分からなくなっていきました。自分は二重人格なのかな?って思ったこともあったけど、今思えば誰だって状況によって切り替えるかと。
p98の「性別役割分業観」というのも、20年前の日本では、今以上に社会に浸透していたと思います。この考え方は、「男は外で生産労働をして、女は家の中で家事育児をする」というのもの。主に、明治時代から始まりました。私の祖父は大正時代、父は昭和時代に生まれたから、根本的にこの考え方があったと思います。
p159あたりから「姑」と「嫁」の関係について書かれています。昔から、「姑と嫁」の間で問題はあったようで、ことわざもいっぱい。ふと気になったことですが、今って「嫁と姑」って言うことが多いんじゃないかな?本や記事を読んでいると、大体先に来るのが「嫁」。どちらを先に言ってもいいけど、なんとなく「嫁と姑」と言った方が、しっくりくるのは私だけ?
それから、英語と日本語のニュアンスの違いについても紹介されてて、「嫁」の意味を持つ英単語って、「wife」、「bride」、 「daughter-in-law」等、色々あります。日本語の場合だと、「嫁」=「息子の妻」って思うのが一般的。
最後の方に、「どんな人間関係にもアツレキはつきもの。嫁と姑の関係はややこしいから、乗り越えていくには、知性と想像力が求められる」とありますが、ホントその通り!
でも、「嫁」の立場から言えば、「夫」はあまり役に立たない…(笑)
私の場合、夫のお母さんのことを「姑」でははなく、いつも「義母」だと思っています。仲が悪い時もあったけど、義母から「言いたいことは、はっきり言って!」って言われたので、それから言うように。そしたら、逆に仲良くなりました。ここが、実母とちょっと違うかな。今では、夫に関する悩みや愚痴は、全部義母に言っています。
日本で新しい小説を買うつもりだったけど、私はこの本で満足。著者は2022年に亡くなっていますが、出版から20年以上経って読んでも、十分面白いと思います。
Photos by LILI
Leave a Reply